豊かな遊びが、豊かな人をつくる             Play deeply, live fully.

こんにちは、NORIです。

遊びのまなざし案内人として、母であり保育士として、日々子どもたちと向き合う中で感じた

“遊びの世界のすばらしさ” を 『遊びのまなざし』 として綴っていきます。

こどもたちは、今どんなことを感じているのか。

これからどんな力が伸びていくのか。

ちょっと視点を変えるだけで、ふっと新しい発見が見えてくるようになります。

そんな小さな気づきのお話や、

私の大好きな おもちゃ のことも、ここでたっぷりシェアできたらと思っています。

子どもたちの遊びの世界を一緒にのぞきながら、

ほっと息がつける時間を届けられたら嬉しいです。

大人は子どもより優れているべき?!

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こんにちは、NORIです。

子育てをしていたり、幼児教育の現場にいると、

どうしても “大人が子どもに教える側” になりがちですよね。

真面目な人ほど、

「私が教えてあげなくちゃ!」

と力が入りすぎてしまうこともあると思います。

「子どもとうまく遊べない…」

そんな相談を受けてよくよく話を聞いてみると、

実はこの “教えてあげなくちゃ” の気持ちが強すぎて、

心も体もぎゅっと固まってしまっていることが多いんです。

■ 負のループ、心あたりありませんか?

このおもちゃで、もっとすごいものを作らないと…

でも私にはそんなスキルがない…

→ だから私は子どもとうまく遊べない

子どもの気持ちをわかってあげたい

でも、わからない時がある…

→ 私は気持ちをわかってあげられない

こんなふうに、

「ちゃんとしなきゃ」が強いほど、

自分を追い込みやすくなるんですよね。

■ 大人は、子どもより優れていないとダメ?

ここで、ちょっと視点を変えてみませんか?

子どもたちの“すごい力” を見てみると…

  • 五感の鋭さ
  • 無尽蔵のエネルギー
  • 感情が素直
  • 行動力
  • 探究心
  • 思いやり

たとえば公園で、初めましての子に一瞬で近づいていくあの行動力だったり、

困っている人に「どうしたの?…」って声をかけちゃう優しさだったり、

お昼寝で驚くほど回復する生命力だったり(笑)。

こうして見ると、

子どもってむしろ、大人を超える力をいっぱい持っていると思えませんか。

■ 大人がやるべきことは、実はとてもシンプル

だから、

私たち大人がやることって、本当はそんなに多くないんです。

  • 子どもが遊べる “環境” を整えて
  • 見守って
  • ときどき一緒に楽しんで
  • 感じていることを共感してあげる

それで十分。

大人があれこれ教えなくても、

子どもは自分で学んでいく力を持っているから。

そしてもし、子どもが自信をなくしそうになったら、

そっと背中を押して、

「大丈夫だよ」って伝えてあげるだけでいいのです。

■ 子どもの力を信じられると、大人も楽になる

子どもの “偉大な力” を信じてみると、

大人の肩の力がフッと抜けて、

一緒にのびのび過ごせるようになります。

リラックスして、いきましょ~

子どもと過ごす時間は、もっと自由で、もっと楽しくていいのです☆

1歳児の“感覚あそび”の世界に入ってみた日。

こんにちは、NORIです。

園で働いていると、

「これって遊びなの?」と大人が戸惑うような瞬間に、

子どもはよく出会わせてくれます。

その日は、エントランスで体を動かして遊んでいる子どもたちの中に、

ひとりだけ静かに床にぺたんと伏せている1歳児がいました。

泣いているわけでもない。

活動に参加していないわけでもない。

ただ、静かに“そこ”を感じているように見える姿。

思わず私は、その子が見ている世界を知りたくなりました。

そしてその子の気持ちに少しでも近づいてみたくて、

思いきって 同じように床に伏せてみました。

床の冷たさ、顔の横から入ってくる薄い光、

でも真正面は不思議なほど暗い世界。

「この子はこんな景色を見ているのかな…」※景色は床のみですが 笑

そんなことを感じながら、じっとしていました。

そこへ、気づけばまわりに4~5人の子どもたちが集まってきました。

大人が床に顔までつけてうつ伏せになるなんて、

子どもたちからしたら “なんだこれ!?” だったのでしょう。

最初に伏せていた子は私の頭をグイッと持ち上げて、

「おきて!」と一言。

顔を上げると、じーっと不思議そうに私を見つめていました。

そしてもう一度伏せると、また顔を持ち上げられ……

それを何度も繰り返すやりとりが続きました。

あの子はきっと、

“床の冷たさを顔で感じる” という新しい感覚に出会った瞬間だったのかもしれません。

1歳児は、

  • 床の温度
  • 明るさと暗さのコントラスト
  • 自分の体の重さ
  • ぴたっと密着する感覚

こういった 身体の感覚そのものを味わう遊び をよくします。

それは、言葉では説明できないけれど、

自分の身体と世界のつながりを確かめているのです。

こうした“感じる遊び”をしているとき、

大人が特別な声かけをしなくても大丈夫。

ただそっと見守りながら、

こんなひとことがあれば十分です。

  • 「冷たい感じがするね。」
  • 「おもしろいこと見つけたのかな。」
  • 「感じてみたかったんだね。」

子どもの 感覚の世界を否定しないひとこと が、

その子の“探究したい気持ち”を大切に育ちます。

1歳児ならではの 「世界を身体で味わう」育ちの瞬間。

そして、大人が同じ姿勢になってみると、

子どもの世界がいかに豊かでユニークかを、改めて教えてもらえます。

子どもと物理的に同じ目線になってみると、新たな発見があるかもしれません。

遊ぶ=学ぶ=生活

こんにちは、NORIです。

今日は、どうして私がこんなにも “遊び” について熱く発信しているのか。

その理由を少しお話ししたいと思います。

「遊びってそんなに大事?」

子どもに関わる大人の中でも、

「遊びがそんなに重要なの?」

「環境づくりってそこまで必要?」

こんな声を、実はよく耳にします。

保育の現場ではまず“安全を守ること”が最優先。

その中で、遊びにまで意識を向ける余裕が持てない…という現実もあります。

私自身も、同じ保育士仲間から

「そんなに遊びって大事?」

と真正面から聞かれたことがあります。

でも、私の答えはいつだって

断然イエス‼︎

声を大にして言わせてください。笑

子どもにとって、

遊びはめちゃくちゃ大事です‼︎

遊びが大事な理由

それは、子どもが遊びを通して

“生きるためのすべて” を学んでいるから。

「学び」と聞くと、学校の授業のようなものを思い浮かべてしまいがちですが、

子どもの世界では、生活そのものが学び。

そしてその生活といちばん密接にあるのが

**「遊び」**なんです。

小学校に入る前の子どもたちは、

一日のほとんどを遊びながら過ごしていますよね。

その遊びの中で、

周りの 物・人・事柄 に触れ、見て、感じて、確かめていきます。

この「感じる」ことこそが、

子どもの学びの入口なのです。

何度も繰り返す理由

子どもが

「もういっかい!」

と何度も繰り返す姿を、きっと一度は見たことがありますよね。

あれはまさに、

学びのサイクルに入っている証拠。

繰り返し、試し、確かめることで、

“わかった!” に近づいていくプロセスそのものなんです。

そして、その積み重ねこそが

子どもの育ちの土台になっていきます。

遊びを見る目が変わると、子どもがもっと愛おしくなる

もし「遊び=学び」という視点を持てたら、

子どもの姿の見え方はガラッと変わります。

「この遊び(行為)を通して、何を学んでいるのかな?」

そう思いながら見るだけで、

子どもの世界がより豊かに、愛おしく感じられるようになります。

そしてあなたは、

子どもにとっての 大きな味方 になれるはずです。